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バーチャルオフィス · 日本語窓口

住所は必要、でも常駐スペースはまだ要らないという段階のために

タイ進出の初期段階では、社員がまだ数名、業務のほとんどが訪問と在宅、それでも登記できる住所と行政通知を確実に受け取る仕組みだけは必要という状況が多くあります。バーチャルオフィスはその一区間を担う仕組みで、在庫を置く業務や許認可が場所に紐づく業務には向きません。最初に業種を確認し、住所方式を決めてから手続きに入ります。

Serviced office reception counter with staff sorting incoming business mail
Serviced office reception counter with staff sorting incoming business mail

含まれるもの

  • 会社設立時の登記住所と、貸主の同意書を含む住所証明書類一式。
  • 官公庁・銀行からの郵便物の受領、スキャン送付、期限を伴う通知の優先連絡。
  • 来客対応や面談が必要なときの会議スペース(回数単位での手配)。
  • 社名表示。調査時に「その住所で見つけられる」状態を作るための最低条件です。

VAT登録住所として使う場合の実務

VAT登録では実地調査があります。見られるのは広さではなく、その住所が申請法人と実際に結びついているかどうかです。表示と賃貸契約の名義が一致しているか、業務内容を説明できる人がいるか、書類をその場で出せるか。名義だけ置いて誰も応答できない住所は、通過率が落ちます。

そのため申請前に現地条件を確認し、在庫保管が必要な業種、場所に許認可が紐づく業種、常駐者が前提の業種には実スペースを勧めます。「必ず通る」とは申し上げません。申し上げられるのは、書類と現地条件を事前に揃えることです。

住所変更は一か所では終わらない

変更が必要になる典型は、商業登記の住所、VAT登録情報、社会保険の事業所住所、銀行の通知先住所、請求書と契約書の雛形です。順序を誤ると、税務通知が旧住所に届き、期限後に気づくという事故が起きます。当方は一覧で進め、各段階の受理記録を残します。

記帳とまとめる利点

住所の管理と記帳が別会社に分かれていると、届いた通知が申告に影響するかどうかの判断が遅れます。同じ線で扱えば、受領当日に当月の申告への影響を確認できます。

利用可能な住所の範囲、会議スペース、費用は、業種と必要なサービスの組み合わせで見積もります。要件を確認してから具体的な内容をご提示します。

確認可能な公的情報源

以下のリンクは、法令・申告規則を公表するタイの所管機関に直接つながります。

  1. 1. Civil and Commercial Code

    The provisions on partnerships and companies, shareholder meetings, dividends and the statutory reserve.

  2. 2. DBD e-Filing for financial statements

    The electronic channel for filing financial statements and the shareholder list.

  3. 3. The Revenue Code

    The governing text for income tax, VAT, specific business tax and stamp duty, together with the ministerial regulations and departmental instructions issued under it.

日本語のよくある質問へ

月次記帳、VAT、決算、税務調査などの疑問をテーマ別の日本語Q&Aにまとめています。

他のテーマ

タイの会計・税務に関するよくある質問

タイで法人を運営される日本企業向けに、記帳代行、VAT、社会保険、決算のポイントをまとめました。料金は取引量に応じた個別見積りです。コールセンターまたは LINE よりご相談ください。

タイ法人の毎月の申告義務は何ですか。

VAT登録事業者は原則として毎月PP.30を提出します。源泉所得税は給与ならPND.1、その他は受取人・所得の区分に応じてPND.3、PND.53、PND.54などを確認します。PP.はVATの様式で、PND.とは別です。社会保険は登録・加入状況と当月の賃金から申告・納付義務を確認します。すべての法人に同じ月次様式が必要とは限りません。

日本語でのやり取りは可能ですか。

希望する報告言語と連絡方法を担当者に伝え、対応可能な範囲を確認してください。日本本社向け資料はタイの法定帳簿・申告書と区別します。日本語の請求書や契約書がある場合も、取引の証拠や現地の記載要件が不足しないかを確認する必要があります。

設立直後で売上がない場合も申告は必要ですか。

タイの有限会社は、売上がなくても帳簿と年次決算の義務が原則として残ります。VAT登録済みなら売上のない月もPP.30を提出しますが、仕入VATや繰越額までゼロとは限りません。源泉税などの月次申告は支払内容から確認します。年次のDBD提出とPND.50は別の期限で管理し、遅延の負担も税額や違反内容ごとに確認します。

駐在員の給与計算と源泉徴収はどう扱いますか。

国内外の支給額、タイでの勤務、居住状況、雇用契約を整理して税務上の扱いを確認します。海外から支払われる給与が一律に非課税になるわけではありません。給与計算、源泉税、社会保険の対象と実際の支払額を分け、委託範囲と申告担当を契約前に確認してください。

監査は毎年必要ですか。

タイの有限会社の年次財務諸表は原則として公認会計士の監査対象です。帳簿作成、独立した監査、総会承認、DBDへの提出、PND.50の法人税申告は別の手続きです。他の法人形態の監査要件を有限会社と同一視せず、監査人の選任と業務範囲を確認してください。

依頼の流れと必要資料を教えてください。

登記書類、VAT 登録の有無、直近の帳簿または銀行取引明細、従業員数をご共有ください。作業量を確認したうえで個別にお見積りします。定額の料金表は掲示していません。

業務開始前に確認する成果物と地域窓口

記帳、申告、年度決算、本社向け報告は、必要範囲を分けて依頼できます。日本語資料の対応可否、報告頻度、申告控えの受渡し、原本の保管と回収方法は、契約前に担当者へ確認してください。以下は業務範囲を相談する際の確認項目であり、すべての契約に含まれる成果物ではありません。

  • 月次残高と日本語説明の対応範囲
  • 実際に提出した申告書と受領控え
  • 不足証憑の確認と追加資料の期限
  • 決算・監査調整の担当と日程

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